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フリーランスの目標収入の決め方|売上目標がないと動けなくなる理由

フリーランスの目標収入の決め方|売上目標がないと動けなくなる理由

フリーランスになりたいと思ったとき、多くの人が先に考えるのは仕事の取り方です。
けれど、本当に先に決めておいたほうがいいのは、どんな働き方で、いくら残したいのかという着地点です。

ここが曖昧なまま走り出すと、案件は取れても疲れるばかりで、思っていた暮らしに近づきません。
逆に、目標収入と期限が見えている人は、選ぶ案件も、単価の考え方も、使う時間の配分も変わります。

フリーランスは自由と言われますが、自由だからこそ、数字を自分で決めないと流されます。
なんとなく動く人ほど忙しく、ちゃんと決めた人ほど迷いが減るんです。

フリーランスが最初に考えるべきなのは「何の仕事をするか」だけではない

フリーランスの準備というと、スキル、営業、ポートフォリオの話ばかり目立ちます。

もちろんそれらは大事です。
けれど、売上の目安がないまま動くと、仕事の量も質も自分で選べなくなります

たとえば、年300万円あれば満足な人と、月100万円を狙う人では、動き方がまるで違います。
前者なら単価と生活のバランスを重視したほうがいいかもしれません。
後者なら、単価の上がりやすい市場や継続契約に早めに寄せたほうがいいでしょう。

同じ「独立」でも、ゴールが違えば道も変わります。
ここを飛ばしてしまうと、あとから全部やり直しになりやすいです。

目標収入がない人ほど案件に振り回されやすい

目の前の案件を受け続ける働き方は、一見すると堅実です。
けれど、基準がないので、断る判断ができません。

安い仕事でも不安で受ける。
得意ではない仕事でも空きがあるから受ける。

結果として、時間だけ減っていきます。

私の考えとしては、この状態は努力不足ではなく、基準不足です。
頑張っていないのではなく、どこを目指すかが決まっていないだけです。

ここを責めても前に進みません。

必要なのは、ざっくりでもいいので数字を置くことです。
年収、月商、手元に残したい金額、休みたい日数。

まずはこのあたりを書き出すだけで、かなり視界が変わります。

収入目標は「理想の生活」から逆算すると決めやすい

数字だけを見ても、なかなか決まりません。
そこで役に立つのが、生活から逆算する考え方です。

  • 毎月いくらあれば安心して暮らせるか
  • 何日休みたいか
  • どこまで仕事を広げたいか
  • 数年後に増やしたい支出はあるか

この4つを先に決めると、必要な売上の輪郭が見えてきます。

たとえば、家賃や生活費に加えて、勉強代、機材代、外注費まで見込むなら、見かけの売上だけで満足していると苦しくなります。
売上は入ってきた額であって、自由に使える額ではありません。

ここを混同すると、後でしんどくなります。

期限を書かない目標は、だいたい先延ばしになる

「いつか年収を上げたい」は、たいてい止まります。
人は期限がないものを後回しにしやすいからです。

1年後に月30万円、3年後に月50万円。
こうやって置くと、必要な案件数も単価も計算しやすくなります。

ぼんやりした不安が、具体的な課題に変わるわけです。

ここは少し厳しい言い方になりますが、期限を書かない夢は、夢のまま置いておくための言い訳にもなりがちです。
形にしたいなら、日にちを入れる。それだけで空気が変わります。

フリーランスは「いくら稼ぐか」で営業も単価も変わる

目標収入が決まると、営業のやり方まで変わります。
低単価案件を数で回すのか、継続案件を増やすのか、紹介が回る立ち位置を狙うのかが見えてきます。

単価も同じです。
月20万円を目指す人と、月80万円を狙う人が、同じ単価帯で同じ受け方を続けるのは無理があります。
数字は夢を壊すものではなく、むしろ現実に近づけるための道具です。

まず書くべき項目

  • 1年後にほしい年収
  • 3年後にほしい月商
  • 毎月の生活費
  • 事業で使うお金
  • 増やしたい自由時間
  • 仕事以外で叶えたいこと

このあたりを書いておくと、働き方の軸がかなり固まります。

フリーランスの目標収入は、気合いで決めるものではありません。
理想の生活、使いたい時間、事業で必要なお金、この3つから逆算すると決めやすくなります。

仕事探しを始める前に数字を置く。遠回りに見えて、むしろ最短です。
案件を増やす前に、どこまで行きたいのかを先に決めておく。

そのひと手間で、働き方はずいぶん変わります。

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